運の話

「あなたは運がいいですか?」

この質問は有名だ。
松下幸之助が、採用面接の際にしたとされる質問である。
実際、私も企業の採用面接で質問された事がある。

正しい答えは、「はい。」だ。
勿論、その後に理由付けがくる。
私は答え方を知っていたので、中々に面白い質問をする人だな、とワクワクしたのを覚えている。(その企業は最終面接で落ちたが…)

それで、何故「はい。」が答えなのか?
「運がいい。」と答える人は、周囲の人に助けられてきたという『感謝』の気持ちのある人で、たとえ逆境に陥っても、(運のせいにせず)前向きに取り組める人物だと判断するからだそう。
松下幸之助も、「私は運が良かったから成功した」とよく言っていたそうな。

反面、「運が悪い。」と答える人は、運を持っている人を妬み、成功をしても自分の力だ、と奢って偉そうになると判断するかららしい。
だから、どんなに学歴がよくても落とされたそうな。

些細な事かもしれないが、考え方の違いは大きな差異を生むよね。

では、もうひとつ。
『運の実験』をご存知だろうか?
イギリスのハートフォードシャー大学のリチャード・ワイズマン博士が「運の実験」を行った。
自分を『幸運の持ち主だと思うグループ』と『不運だと思うグループ』の2つのグループに分け、新聞紙を与え「新聞の中に何枚写真があるか?」と質問した。
この実験の重要なところは写真ではなく、
「この文字を見つけたことを伝えると50ドルもらえます。」
という、大きなメッセージを見つけれるか否かにある。

結果は…
不運グループは見逃す確率が高く、幸運グループは見つける確率が高かったそう。

ほうほう、おもしろい。
どうやら、不運な人々は幸運な人々に比べて、神経質な人が多く、その不安などが思いがけないチャンスに気付くことを阻害をしているとのこと。
また、幸運な人々はリラックスしている上、心がオープンなので自分たちが探しているものだけでなく、そこにあるものを見つけやすいとのこと。

なるほどね。
さて、この実験は次がさらにおもしろい。

その後、不運な人には1ヶ月、幸運な人と同じような行動をしてもらった。
つまり、自分の直感を大事にし、運があると期待をかけるのだ。
そして悪運には融通を持って対処する。

すると、80%の人が自分の人生について幸福感を得て、幸運だと感じたそう。

博士によると、幸運の要素は4つあるという。
①内から聞こえる直感を大事にする。
②新しい経験をすることや、普段の習慣が壊れることに対し、心をオープンにする。
③毎日少しの時間だけ、うまくいったことを考えるようにする。
④重要な会議や電話などする前に、自分を幸運な人間だと心に描く。

意識してみてはいかがだろうか?

最後に、こんな言葉もある。

“If you want to be happy, be.”
”あなたが幸せになりたいのなら、なりなさい。”

という、レフ・トルストイの言葉だ。

幸せになりましょう、幸運を掴みましょう。

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運の話」への1件のフィードバック

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