新たなる世界

昨日からリブライズを使って図書館作りをしている。
リブライズは、自分の本棚を図書館にしましょう、というサイトだ。
これを研究室に導入しようといま取り組んでいる。

最近、あらゆるもののシェア化が進んでいる印象を受ける。
シェアと言えば、この本がオススメだ。
SHARE What’s Mine Is Yours
日本語タイトル「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
衝撃的な価値観を与えてくれた一冊であり、その価値観は現実化してきている。

今まで、いや現在でも未だにそうだが、欲しい物や使う物は購入する時代だ。
しかし今後は、その製品をシェアしよう、という考えが台頭してきている。
一年に数回しか使わない物をわざわざ購入、維持する必要があるだろうか?
シェアすればいいではないか?ということだ。
リブライズの考え方はまさにそれであるし、例えばカーシェアのZipcarもそれである。

現在、私たちは『大量消費』の時代を生きている。
しかし地球上の資源は限られており、みなが先進国の様な生活をすることはできない。
うろ覚えだが、地球上の皆がアメリカ人の生活をすると、地球5個分の資源が必要らしい。

とろこで、映画「Fight Club」を観たことがあるだろうか?
あの映画は一貫して消費主義者を揶揄しており、物質社会、物に支配される人々を痛烈に批判している。

主人公ジャックは自動車会社に勤務する会社員。
高級コンドミニアムに、イケアのデザイン家具、職人手作りの食器、カルバン・クラインアルマーニの高級ブランド衣類などを強迫観念に駆られるように買い揃え、心の隙間を埋めようとする。
しかし何を買っても満足できず、患っている不眠症は更に酷くなる。
その彼が、もう一人の主人公タイラーと出会うことで変わっていく。
タイラーの言葉は我々の胸に突き刺さる。

人は着ているもんで決まるんじゃねえ。財布の中身じゃねえ。・・・お前はただの世界中どこにでもいる歌って踊っているクズだ。」

「広告につられて車や服やらを追いかけて、いらないクソみたいなもんを買うために好きでもねえ仕事をやりやがって」

多くものを買い、それを維持して生きる人々が必ずしも幸せでは無いことは、
経済学者 リチャード・レイヤー 「経済発展、過剰消費と幸福の関係」
政治学者 ロバート・レイン 「市場主義のなかで見失った幸福」
などからも明白である。
あなたは、目的のモノを買うために必死に働き、そのモノを購入して喜ぶ。
しかし、すぐさま新商品が登場、次はそのモノを購入する為に働く。
また、古い物の手放すのか?どうやって手放すのか?手放せるのか?に悩んだりもする。
モノに支配されている。

なんという人生だろうか?

それで
このシェアの流れはあらゆる企業を駆逐するだろう。
また同時に、政府や行政を頼らない社会へと向かうだろう。
国民ひとりひとりが内発的に生まれる正義感の下に助け合い、幸福を目指す世界。
隣人の顔を知らない現在から、過去の集落的な雰囲気、価値観に世界は時計を戻すことになると思う。

そして、人から認められたり、感謝されたり、人を助けることによる喜びが幸せな人生へと導いてくれるのではないだろうか?

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